スタイルがきまらないと、どんなにすてきなファッションを身につけてもだめ。
そこでまずヘアケアからお話ししていきましょう。
第英語では皮膚学をダーマトロジー といいますが、髪の毛についての科学的な学問をトリロジーといいます。
ニューヨークやロンドンなどで「ヘアケアのスペシャリスト」つまり「トリロジスト」として活躍している、世界的に有名なフィリップ・キングスレイのような人物がいるわけです。
彼らがヘアサロンで行なうのは、パーマやヘアダイ、カラーなどでいたんだヘアを、その人の健康状態、食生活などのライフスタイルを考えながら、改善していくという作業です。
私たちが普段できるヘアケアで、まずアドバイスしたいのは、髪を洗いすぎないとことです。
髪近頃では髪のうるおい成分をあまり取りすぎないシャンプーが主流ですが、なんといってもそのあとの、ドライヤーの熱が髪や地肌を必要以上に乾燥させてしまいます。
そのために「ヒートアクティベート」(、ドライヤーの熱に反応してうるおい成分が働き出す) というユニークな働きのあるシャンプーやリンスも開発されました(日本でもヴィダルサスーンなどで出しています) 。
自然乾燥派ではないかぎり、シャンプーは二日に一度が理想的。
ただし都会のよごれた空気の中で生活している場合は毎日洗いたくなるのも当然です。
その際は少量の質のよいシャンプーで一回洗いをしてください。
シャンプーの回数を減らす方法として、髪の汚れをとる朝晩のブラッシングをお勧めします。
ブラシの毛先の一本一本にゴムのカバーがついているメタルブラシなどを使うと、髪が絡まずにブラッシングできます。
ブラッシングの回数は朝晩二十回くらいで十分です。
ブラシにガーゼをかぶせてブラッシングし、そのガーゼを毎日取り替えると、汚れの程度がわかり、気持ちがよいものです。
ただし、ぬれている時はブラッシングしてはいけません。
そのあと、指の腹で頭皮を軽〈マッサージします。
シャンプーはマッサージ章シャンプーをする時は、まず髪の毛全体を必らし、少量のシャンプーを手に取り、指の腹で約三分間地肌をゆっくりマッサージするように洗います。
生え際から、耳の後ろ、首の後ろ、そして頭全体をマッサージします。
頭皮が指の下で動く感じです。
最後に全体を軽く数回指先でたたきます。
シャンプーが髪に残らないように、すすぎはしっかりとしてください。
頭皮も顔の一部と考えて、シャンプーはタンパク質やビタミンが配合された質の高いものを選んで下さい。
かかりつけのサロンで相談するのもいいでしょう。
「汚れをとる」という基本とアルコールフリー (アルコールは水分を蒸発させ乾という基本をしっかりおさえていれば、値段が高ければいいというしよものではありません。
まずはコンディショニングです。
コンディシヨナーを手に取り、髪に万遍なく行きわたるようにマッサージし(特に毛先に注意しててシャワーキャップをかぶって、五分ほど置きます。
その聞は後でご紹介する足や腕のマッサージをして、効率よく時間を使いましょう。
その後、ぬるま湯でしっかり洗いながし、最後に毛根を引き締めるため、冷たい水を髪にかけます。
ここでちょっと髪の毛についてお勉強。
髪は一月に約一・五センチ伸びます。
一本の毛の寿命は三年から七年で、生え変わっていきます。
髪の毛の量は平均十五万本から二十万本、そして一日平均四十本から百本が抜けていきます。
髪は主にケラチンというタンパク質からできていて、三層になっています。
一番外側がおなじみのキューティクルで、屋根のかわらのように張りついています。
その下が皮質で、これがヘアの太さや色をつくっています。
そして中心に髄質があります。
毛根までは血液が流れていますし神経や筋肉もありますが、ヘア自体には何もきていない:: :、つまりある意味では死んでいるものなのです。
ですから、毛根には肌と同じようなケアを行なうことができますが、ヘア自体は布地を染めたり、洗濯したり、柔軟剤につけたりするという感覚でトリートメントします。
洗濯の仕方や使う洗剤、干し方、て、布地の傷み方やちぢみ具合が大きくちがうことをイメージすれば、髪の毛の手入れがいかに大切かがわかっていただけると思います。
ドライヤーの使い方で一番の脅威は乾燥。
そして、髪をもっとも乾燥させてしまう原因はブロードライなのです。
できれば、自然乾燥が一番いいのですが、それだとスタイルがなかなかきまりません。
時間がある場合は八割以上自然乾燥させて、それからドライヤーを中程度の強きにして、ブローセットに移ります(時間を逆算してシャンプーに取り掛かるクセをつけましょう)。
時間のない時、よりスタイルを決めたい時は最初から、ドライヤーで乾かしますが、ドライヤーの温度が上がりすぎないようにくれぐれも注意してください。
この場合も八割方乾かしたら、一段温度を下げてブローセットに移ります。
スタートは頭の後ろから。
髪の毛をピンで小分けして、少量ずつブローしていきます。
セミロングは全体のブローが終わったら、大きめのカラーでポイントをまき、ドライヤーをあてます。
髪を変えましその後は、自然に冷ましてカラーをとり、全体を軽くブラッシングします。
そして、必ず全身がヘアのボリュームと全体とのバランスをチェックします。
映る鏡で、髪の根元を立ちあげたりスタイルをキープしたり、濡れた感じにしたりとヘア製品もいろいろあります。
これも信頼のおける美容師さんと、何がいまの自分のスタイルには必要か相談して下さい。
つやを出したりでも自分でやるのは限界があります!きましょう。
あなたのオシャレが200パーセントアップします。
ここ一番という大事な日はヘアサロンにいきカラーリングは最低二色でヘアはスタイルも大事ですが、私に言わせてもらえばカラーリングが一番重要ではないでしょうか。
ヘアは顔のフレームであるといわれますが、カラーリング次第で顔の雰囲気をガラリと変えることができるのです。
特に偏平がちなわれわれ日本人の顔立ちは、髪の色に陰影をつけることによって立体感をあたえることができます。
茶髪ブームを機に、日本でもカラーリングという概念がやっと定着してきました。
近頃ではカラーリングしていない人の方が少ないと感じられるほど 。
もはやカラーリングは生活の一部になったという感じです。
そこで、アドバイスですが、一色でベタ塗りのカラーリングは避けましょう。
欧米でもブロンドにするときに、一様な色のブロンドにすることはしません。
だって生まれながらのブロンドには絶対に微妙な濃淡があるからです。
茶色でも最低二色、私の場合は茶系で四色くらいのグラデーションで髪の毛に濃淡を与えます。
一口に茶色といっても、ダークブラウン、へイジェルブラウンなど、ミディアムブラウン、ライトブラウン、アッシュブラウン、さまざまの微妙な色があります。
繰り返しますが、カラーリングの目的はヘアの色を変えることだけではなく、グラデーションをつけることによって、顔に陰影をあたえ、顔立ちを立体的に見せるといカラーリングに取り組むときはぜひこのことを思い出して下さい。
肌の色を考慮に入れましょう。
欧米では肌の色が白いほど明るい色に変えられると考えられています。
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